物語は中盤へ。佐久長聖を倒す学校は現れるのか!? 第100回 全国高等学校野球選手権記念長野大会 アツく開催中!
待ちに待った三連休がやってまいりました。
こんにちは、スシノフ根市です。
今回は高校野球の話です。
夏の甲子園の予選が全国各地で開幕。
連日熱戦が行われています。
時たま書いていますが、自分、高校野球好きなんで、全国各地の大会(予選)をチェックしています。
まぁ主には新聞(朝刊)のスポーツ欄にこの時季はスペース取って、各地の前日の試合結果出ているじゃないですか?
アレを北北海道から沖縄までバーッと見て、気になるところはネットでチェック!みたいな感じですけれどね。
その中で、今回は長野大会を取り上げようかと。
(今夏の長野大会の組み合わせ。)
正直な話、長野県って甲子園で優勝したことはありますけれど、基本的には全国でも上位の(?)弱い県じゃないですか?
甲子園の組み合わせ抽選でも長野県の学校との対戦カードを引き当てたら、相手の選手達、そして地元の人達から「やったぜ!」ってガッツポーズが出かねないレベルの(長野の高校球児の皆さんごめんなさい)。
甲子園に出れば常に何回かは勝つ、優勝候補にもちょいちょい挙がる学校のある都道府県だけ取り上げるのも勿論良いんですけれど・・・・全国的に盛り上がる高校野球ですから、気になる大会をピックアップです。
今春の北信越大会を見ていて、長野の佐久長聖の強さがとても印象的だったんです。
日本航空石川、日本文理と相手の方が格上なんじゃないかなー、って感じの他県の甲子園でも活躍した私立の強い所を連続撃破。
決勝で星稜に敗れはしましたが、北信越準優勝ってのは力のある証拠かと(勝った相手がまた良かった)。
それで今夏の長野大会でその佐久長聖が順当に勝って、甲子園に出てくるのかにとても注目しているわけです。
出てくれば石川、新潟の強い私立には勝てるレベルなのは実証されているわけですから、くじ運次第で2回は勝てるんじゃないかと。
本日、14日は長野県大会は順当に勝ち進んでいればAシード(8校)が試合する日だったんですよ。
残念なことに、Aシードの何校かは既に敗退していて、今日試合に出ることは無かったんですが(相手も一生懸命やっている高校球児ですからしょうがない)。
その結果も踏まえて、ベスト8までの各櫓の展望、そしてこれからの自分の予想を。
まずは優勝の大本命、佐久長聖の櫓。
ここはもう佐久長聖一強ですよね。
今日も富士見に対して5回コールド。
佐久長聖から見れば本番は準々決勝から、って感じじゃないでしょうか。
当然今日の試合も本気でやっているからコールド勝ちって結果になるんだと思いますけれど。
続いて東海大諏訪の櫓。
ここ、濃いですよねー。
長野県の高校野球の私立中堅どころ、東海大諏訪に東京都市大塩尻、平成になって公立だけれど甲子園に出た長野工業に松代、長野県の公立で一番頭が良いと思われる長野、そしてなんだか名前の怪しい地球環境と日本ウェルネス。
今日、長野大会では個人的には一番の注目カード、東海大三と信州工業(いっけね、両方昔の名前だ)が対戦して、東海大三(違うって)が勝利。
これでこの櫓は東海大諏訪で決まり!
・・・とはいかず、勝ち進んでいる日本ウェルネスの存在が不気味なんですよね。
昨秋の様子を見ていると、日本ウェルネスも十分に強いわけで。
ベスト8に出てくるのはどこになるんでしょうか。
ここの櫓から勝ち上がってくると準々決勝で佐久長聖と当たることになりますが、準々決勝で一番の注目カードになりそうです。
続いて、諏訪二葉の櫓。
ここって、全部公立?
佐久平総合技術って、なんだか精密機械作ってそうな名前の学校が私立っぽいような、違うような。
優勝候補に挙がりそうな学校がいない中で、諏訪二葉、先日上田に負けちゃったんですよね。
勝ち残った上田は今日の試合でまた勝利。
しかもコールド。
上田がベスト8に向けて一歩リードといったところでしょうか。
ちなみに、細田守監督のサマーウォーズってアニメ映画あるじゃないですか、自分好きなんですけれど。
あの映画の中でヒロインの子の親族が上田高校野球部のピッチャーをやっていて、映画の話が進むのに合わせて長野大会を勝ち進んでいって、甲子園出場を決めるんですよ。
・・・まさか、映画みたいに!?
実際のところ、上田高校は甲子園に出場したことがあるんですけれどね。
次に松商学園の櫓。
ここは松商しかない、と信じています(希望的観測)。
調子の良い時だったら松商も倒しちゃう諏訪清陵が既に敗退していますから、順当にいけば、松商がベスト8。
・・・なんですけれど、今日の試合で飯山相手に3対1と結構苦戦したんですよね。
大丈夫かな~・・・。
それでもまぁ、準々決勝では上田の櫓から出てきた学校に勝って、準決勝で今年の夏の大一番、佐久長聖対松商!
そして勝った方が決勝にも勝って甲子園へ!
・・・になるのが自分の中では最高の青写真であり、一番長野大会が盛り上がる流れではないでしょうか。
長野県の高校野球って大きな流れでは昔から今に至るまで「松商対ライバル校」なんですよね。
中原さんが監督辞めてからは松商の力もだいぶ落ちた感じしますけれど、それでも最近も甲子園出てますし、甲子園出場回数が多いから大昔には全国制覇もしていて、全国的な知名度も高い(すぐ負けるけど)松商。
ライバル校は丸子実業だったり、それが佐久に変わったりと時代時代で変化していますけれど、やっぱり大きな流れは同じ。
「松商を倒して甲子園に行く!」
これですよ(最近はそこまででもないか)。
第100回の今大会だからこそ、その歴史と現在もそれは変わらないってところを見たいんですよ。
高校野球好きな自分としては。
・・・すいません、なんか突然熱くなっちゃいました。
続けます(冷静)。
松本深志の櫓。
春の県大会で大活躍した松本深志だったんですが、中野立志舘にコロッと敗北。
諏訪二葉もそうでしたが、やっぱり公立の普通の学校が通年高い位置で実力をキープし続けるのは難しいですよね(その時の対戦相手との巡り合わせ等も含めて)。
中野立志舘は今日もコールドで勝って、ベスト8まであと少し。
そのベスト8への障壁は松本国際と考えています。
田舎の学校が国際ってまた大それた名前だなーと思ってちょっと検索してみたら・・・なんだ、昔の塚原青雲じゃないですか。
まぁ学校の前にお墓があった頃とは名前も学校の場所も(多分学校の運営母体も)違いますから、全くの別物って感じですけれどね。
松本国際は野球部を強化部に指定しているようなので、普通に練習の成果を試合で出せれば、それなりのところまでは勝ち進むんじゃないでしょうか。
次は松本第一の櫓。
近年、だいぶ力が伸びましたよね、松本第一は。
この櫓は今日も小海にコールド勝ちした松本第一で決まりかな、と。
学校名が変な感じになっちゃった「伝説の一発屋」、飯田長姫が突然目覚めたりしなければ。
続いて、伊那弥生ヶ丘の櫓。
ここはAシードが公立の伊那弥生ヶ丘に対して長野日大に小諸商業、オールドファンにはお馴染み丸子実(今は丸子修学館)と実力の拮抗した、ベスト8進出校が予想しにくい混戦必至の櫓になっています。
今日、伊那弥生ヶ丘が勝ちましたので、次は長野日大対小諸商業の勝者になるわけですが・・・いやー、ホントにここの櫓は分からないです。
そうそう、先日長野日大対丸子修学館の試合があって、それに勝ったのが長野日大だったんですが、
その試合を諏訪の球場でやっていた、
ってのが個人的にツボでした。
シードに入っていないと、広い長野県、どこで試合させられるか分からないよってのを体現していましたね。
最後に上田西の櫓。
上田西が先日長野商業に勝った時点で、この櫓は上田西で決まりかな、と思っています。
佐久長聖が仮に決勝に進出した場合、対戦相手になる最有力候補は上田西とも思っていますが、果たして。
パーッと見てきましたが、佐久長聖の甲子園出場を阻止する学校は現れるんでしょうか?
東海大諏訪か?
松商学園か?
上田西か?
それともそれ以外の学校なのか?
全国的には弱い長野県でもこんなにアツいドラマが展開されているんですから、高校野球はやっぱり良いわー。
続く熱戦、見逃せません。
自分の予想中心の内容でしたが、無名の普通の学校が私立の強いところをバンバン叩いて大会を盛り上げる展開も好きなので、公立も応援していますよ。
甲子園での本大会の時は公立ってだけで無条件に少し応援していますし。
夏なら松本工業や途中で名前を挙げましたが長野工業、松代。
センバツの話ですけれど、その後日本を代表する大エース、金子がいた時の長野商業、そして丸子修学館。
平成中盤以降の、私立が実力でリードする時代でも何回かは公立が甲子園に出ていますから、金子の時の長野商業を除いては、長野県は公立が「下馬評を覆せる可能性がある」場所なんで、最後まで分からないですね。
アッと驚く結末にも大いに期待。
長野商業出身。日ハムに移ってなんか難しい登録名になりましたよねー。
日本を代表する守備の名手、広島の菊池涼介は実は東京都市大塩尻出身(彼がいた頃は武蔵工業大学第二って学校名だった)。
上田と縁のある作品。
高校野球は関係無いですが、寅さんが長野でヤラカす回。
それでは今回はこの辺で、さようなら。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい。
~諸々やっています、宜しくです。~
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