スシノフ根市のアジア横丁カジノ旅

主にカジノ旅行記&菓子パンの2本柱。

そういえば、センバツ(第90回選抜高校野球大会)の出場全36校が発表されていましたね


最近のこの極端な寒さにお湯が出なくなったり(現在は無事解消)、体調を崩したり(こちらも現在は無事回復)、参っています。

冬は嫌いです。

こんにちは、スシノフ根市です。



まだまだ寒い日が続きますが、そういえば先日、少し早い春のお知らせがありましたね。

今春のセンバツ(第90回選抜高校野球大会)の出場校の発表。

今回はその話題です。

折角ブログをやっているんで、ちょっと触れとこうかなー、と。

カジノ日記がまた停滞してしまいますが、良いんです。

高校野球好きですから。

それでは早速、出場全36校を順に見ていきましょう(私主観のコメントがかなり多いです)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




<北海道>
(私)駒大苫小牧(北海道)4年ぶり4回目


高校野球が好きな人には説明不要ですよね、駒大苫小牧

昨秋の北海道大会優勝で順当に選出されました。

駒大苫小牧のあの3年連続の夏の甲子園での活躍で、「あれ以前」と「あれ以後」で北海道に対する高校野球の個人的なイメージはすっかり変わってしまいました(昔、北海が準優勝したことはありましたが)。

実際、最近も東海大四(東海大札幌)が春準優勝、北海が夏準優勝と輝かしい成績をどんどん残してますからね。

「我々北海道は春夏関係無く、いけますから。」

ってワケですよ。


ただ、監督が変わればガラッと変わってしまうのが学生スポーツ。

「あの時」の監督、香田さんが駒大苫小牧を離れてだいぶ経ちました。

現監督の佐々木さんは青年監督(すごいイケメンなので要チェック)。

どういう経歴の人なのか確認してみると・・・おぉ、2004年夏に優勝した時の主将ですって。

甲子園で勝つ野球を実際に体験してきた(近くで見ていた)人物の指導者としての指揮にも注目ですね。

まぁ駒大苫小牧の監督になってからもう結構長いんですけれどね。


あと、駒大苫小牧は「不祥事」に泣かされた過去があるんで、部員の皆さん、頼みますよ・・・・。




<東北>
(私)聖光学院(福島)5年ぶり5回目
(私)花巻東 (岩手)6年ぶり3回目
(私)日大山形(山形)36年ぶり4回目


秋季東北大会優勝の聖光学院と準優勝の花巻東は順当な選出。


問題は3校目。

自分は3校選出の場合は、準決勝で優勝した学校に敗れた学校が3校目として選出されれば良いんじゃないか、と思っているところがあるんですが、選考委員はそういう風には見ていないんですよね。

どの学校に負けたかというよりは、負けた試合のその試合内容を重視している傾向があるようで。

今回選出された日大山形は準優勝の花巻東に準決勝で敗れていまして。

ただし、僅差の善戦。

それに対して聖光学院に準決勝で負けたのは能代松陽(秋田)。

ただし、10点差以上の大敗。

この差を比較されたのかなー、と。

(21世紀枠で秋田の由利工業が選出されたので、地域性を考慮したとも考えられますが、膳所の存在がそれを打ち消す形になっているんでもうよく分からないです。)



それにしても聖光学院は甲子園よく出てきますよねー。

東北新幹線に乗ってるとチラッとグラウンドが見える(硬式野球部用なのかは分かりませんけど)ことでお馴染みですが。

福島県高校野球ってどういう状態なんでしょうか?

日大東北とか学法石川って野球部無くなったわけじゃないですよね(ソレハシツレイジャナイカ)?

準優勝の経験のある磐城とか、もう出てこないんですかね・・・。


菊池雄星大谷翔平の母校でお馴染みの花巻東は今回はどんなチームなんでしょうか。

菊池雄星の時のセンバツはホントにあと一歩で優勝できそうだったもんなー(清峰に対して1対0)。

偉大な先輩達のおかげで「花巻東のエース」って言葉の響きは相手をビビらせるのに効果ありそうですね(そんなこともないか)。


宮城と青森の私立強豪校が出ないのでなんだか物足りない感じしますけど(仙台育英はガッツリやらかしてましたが)、まぁしょうがないですよね、出場枠より県数が多いんですから。

また夏にきっと甲子園で見れるでしょう。




<関東&東京>
(私)中央学院 (千葉) 初出場
(私)明秀学園日立(茨城) 初出場
(私)国学院栃木 (栃木) 18年ぶり4回目
(私)東海大相模 (神奈川)7年ぶり10回目
(私)慶応 (神奈川)9年ぶり9回目
(私)日大三 (東京) 2年連続20回目


秋季関東大会の優勝校の中央学院と、準優勝校の明秀日立。

共に初出場ですから、勢いを感じますね。

初出場なのになんかどこかで聞いたことのある学校名なのは箱根駅伝高校サッカーの影響でしょうか、きっと。


中央学院は千葉2位で出てきた秋季関東大会初戦で去年の夏の甲子園覇者、花咲徳栄(埼玉)を喰っちゃう番狂わせをやったんですよね。

そりゃ夏と秋ではチームが(代が)違うわけですけど、それでもベスト4には入ってセンバツ出場かな?なんて思っていたんですよ。

それだけに、

「岩井さん、花咲徳栄、どうしちゃったの!?」

って、試合結果を見て愕然。

しかも負けたのがなんだかよく分からない中央学院(初物は警戒するタイプです、自分)ですからショックで。

そこから中央学院はスルスルスルっと勝ち続けて秋季関東大会優勝。

明秀日立(茨城1位)は準々決勝で健大高崎(群馬1位)に勝ったところで「え、これはもしや?」なんて思っていたらこちらもスルスルスルっと案の定ですよ。

・・・花咲徳栄のあの「底からアゲてくれる」、ブラスバンドの「オーメンズオブラブ」の演奏(応援)を甲子園で聞きたかった。

あと、アフリカンシンフォニー。


秋季関東大会が始まる前は、

花咲徳栄
東海大相模
拓大紅陵
健大高崎
市立川越or東海大甲府


センバツに出れたら良いな、なんて思っていましたが、東海大相模以外は・・・残念です。

拓大紅陵はなんかヤラカしていた(詳しくはネットで見てください)のを折角挽回する機会だったのに。


嬉しい誤算(?)は神奈川県勢が2校センバツに出るってことでしょうか。

調度秋季関東大会が神奈川開催だったので、絶好の
チャンスを活かせましたね。

神奈川は高校野球で強いイメージありますけれど、過去3年(2015~2017)はセンバツは出場すらしていないんですよ、実は。

そして強い神奈川を牽引する横浜にしても、東海大相模にしても、センバツに出場できてもこれまた意外と序盤で負けちゃう時が多かったりします。

ただ、勝つ時は決勝までいっちゃいますから。

それが過去に複数回あるわけですから、「強い」印象与えまくりです。


門馬さんに鍛え上げられた東海大相模の「アグレッシブ・ベースボール」が今大会はどこまで勝ち上がるか。

応援にも力が入ります。

頑張れ、東海大相模


日大三は東京都大会の決勝、佼成学園戦でホームでのクロスプレーの時にホームに突っ込んできた佼成学園の選手が、運悪く日大三のキャッチャーの選手にプロレスでもビックリの飛び膝蹴りを喰らわせたような形になっちゃって、小倉さんがベンチから出てきて飛び膝蹴りした佼成学園の選手にメチャクチャ激昂していたのが強烈に頭に焼き付いています。

調度見てたんですよ、アレ。

飛び膝蹴りを喰らった直後の日大三のキャッチャーがグラウンドでのたうち回る姿。

野球であんなに選手が痛がる様は見たことがありません(危険球で動けなくなったのを除く)。

彼は無事に復帰できたんでしょうか?

佼成学園の選手も勿論わざとあんな危険なことをしたってことは無いでしょうし、佼成学園ではあんな危険なプレーを容認しているとも思わないですけれど、ですけれど・・・・(ナニカイイタゲダナ)。




<東海>
(公)静岡(静岡)2年連続17回目
(私)東邦(愛知)2年ぶり29回目
(私)三重(三重)4年ぶり13回目


秋季東海大会優勝の静岡、決勝で1点差の接戦をした準優勝の東邦。

3枠中2枠はこの2校で文句無しですよね。

3校目にはベスト4の三重と中京学院大中京(岐阜)のどちらかが選ばれるのが自然なところ。

結果としては東邦に9対10の1点差で負けた三重が選ばれて、静岡に4対7で負けた中京学院大中京は落選と。

んー・・・、なんと言っていいか・・・。

どっちが選ばれていてもおかしくない、そんな感じ。

確かに準決勝で「より善戦」なのは三重。

三重に接戦で勝った東邦は決勝は負けはしましたが接戦と。

でも中京学院大中京が準決勝で選考で大きな減点になるようなところがあったかと言うと・・・・別に無くないですか?

守備力はやや中京学院大中京の方が上な気もします。

それに3点差なら選考に響きそうな「大敗」、「大惨敗」の烙印は押されないですしねー。

ちなみに、じゃあ準々決勝の試合はどうだったかというと、お互いに余裕の勝利って感じ。

地域性で見ても、ベスト4はバラバラ、全部別の県の1位。

これでどちらか片方だけ選出して甲子園の出場権を、ってんだから選考委員も難しい仕事をなさっているようで。

決定的な決め手が無いんだもんね。

こんなの選ばれなかった方(部員当人達じゃなくて、特に応援している人や贔屓にしている人)から不満が噴き出すに決まってますやん。

こういった時のために「3位決定戦」はやっておいても良いんじゃないかと思っちゃいますよ。

それか選考委員がお願いして「代表選考最重要参考試合」をやってもらうとか。

直接対決の結果は無視できないでしょう。

ただ、現実的では無いでしょうね。

だって直接対決をやらせて白黒ハッキリさせちゃったら、もうその結果を無視するってわけにいかないじゃないですか?

選考委員の意向をより多く反映させるには、今回の東海大会のように「決め手に欠けてて、どっちが選ばれてもおかしくない状態」の方が都合良いですから。

あ・・・、私はこう思っていますけど、ホントのところは勿論分かりません。

私の偏った妄想です、妄想(ほんとノトコロハドウダカネ)。



結局東海は優勝経験のある3校に決まりました。

静岡は公立(かなりの進学校)なのに頻繁に甲子園出てきて力ありますよね。

よく選考委員がそれっぽい理由を付ける時に「文武両道」って言葉を好んで使いたがるんですが、ホントはこの静岡とか、実力で文句無しで出てきたかなり限られた学校に使って欲しい言葉のように思います。

(チャラチャラした偏差値の低い学校は「遊武両道」とでもいうんでしょうか?そんな言葉無いですけれど。)


東邦は春に強いイメージがありますね。

それでも最後に優勝したのは平成元年の春。

この辺でまた栄光の歴史を更新してくるんでしょうか。


今回東海地区が例年より1枠増えたおかげでチャンスを掴んだ(選考も際どいところで選ばれた)三重。

もうね、選ばれちゃえばこっちのもんですから。

負け無しの地区大会優勝校だろうとベスト4だろうと代表校は代表校。

大物を喰って上位進出して欲しいですね。

何年か前の夏の決勝で敗れた宿敵、大阪桐蔭と初戦でぶつかりでもしたら話題になること間違い無し。

宿舎に西野カナがサプライズで激励にでも来てくれたら良いのにね。

まぁそんな「無理な話」も、もし優勝しちゃったら叶うかもしれない、なんて思える方が部員達の熱量も違いますわな。




北信越
(私)日本航空石川(石川) 初出場
(私)星稜 (石川)13年ぶり12回目
(公)富山商業 (富山) 9年ぶり6回目


秋季北信越大会優勝の日本航空石川に準優勝の星稜、準決勝で日本航空石川に敗れた富山商業と「私が選ぶならこう選ぶ」って形とピッタリ合致。

日本航空石川対星稜のスコアが10対0と星稜から見て全く良いところ無しに近い試合内容なのが引っ掛かりますが。

この部分だけ見ると印象メチャクチャ悪いですよねぇ。

もし仮に、例年通りの2枠で、富山商業が日本航空石川に延長で負けたとか好ゲームであった場合、地域性とよく言う「公立贔屓」の力がダブルで加われば決勝で大敗した星稜を外した可能性が僅かながらあったと思うんです。

まぁもうちょっと視野を広げてみると、日本航空石川対富山商業のスコアは7対2とそんなに接戦というわけでもなく、石川県大会では10対9で星稜が勝っているんで、3枠あることで順当な選出になったんではないでしょうか。


「2枠以上あるのに準優勝した学校が外されるわけねーじゃん、何言ってんのコイツ?」

と思った方、いらっしゃると思います。

いやいや、過去のセンバツの選出の歴史、見てみてください。

不可解選出の山ですよ、山。

同じ北信越でも2003年に準優勝の福井商業が選出されなかった過去が実際にありますから。

準優勝しても選出されないことがあるのがセンバツ

?「イヤダナー、ナンカコワイナー。」

まぁ星稜ぐらい優秀な怪物OBがいて、甲子園準優勝の実績もある全国的にも有名な歴史ある伝統校を外す(福井商業だって公立の伝統校だけどね)となると、選考委員も星稜とその代わりになり得る学校にそれなりの理由を用意しなければいけないでしょうけどね(それができれば外せるってことでもある)。

アーダコーダ言いましたが、星稜のあのバタークリームみたいなユニフォームをまた甲子園で見れるのが嬉しい自分でした。




<近畿>
(私)大阪桐蔭 (大阪) 4年連続10回目
(私)智弁和歌山(和歌山) 4年ぶり12回目
(私)近江 (滋賀) 3年ぶり5回目
(公)彦根東 (滋賀) 9年ぶり4回目
(公)乙訓 (京都) 初出場
(私)智弁学園 (奈良) 3年連続12回目


近年の高校野球はこの学校を中心に回っている、といっても過言ではないんじゃないでしょうか。

大阪桐蔭

昨年春の履正社との決勝大阪対決、もうあれから1年近く経つんですよねー。

今年はどこまで勝つのか、期待です。


90年代の半ばから00年代初め頃まで今の大阪桐蔭のように甲子園で勝ちまくっていたのが智弁和歌山

ジョックロックですよ、ジョックロック。

最近はあまり甲子園ではパッとした成績を残していませんが、秋季近畿大会準優勝(大阪桐蔭に1対0)ですから十分優勝を狙える力はアリかと。


今大会は智弁学園も出場しますから、甲子園で対決があったら面白いですよねー。

ちなみに、過去に実際に両校が甲子園で対決しているのは皆さんご存知ですか?

ネットで調べていただければすぐ分かると思うんですが、夏の大会で対戦しています。

時期は・・・智弁和歌山が勝ちまくっていたあの頃だったと思います(是非ネットで見てみてください)。

「うわ、なんだこりゃ!?もう誰が誰だか分かんないじゃん、紛らわしいな~!」

なんて思いながらNHKのニュースで見た思い出。

ウォーリーを探せ(甲子園智弁バージョン)。


そんな智弁学園に勝って近畿大会ベスト4に入ったのが乙訓。

乙訓。

読み方がよく分からない。

自分は「おつくん」かな、と思っていましたが、正解は「おとくに」。

いやー、地名と人名は難しい。

馴染みがないと読めないことが多々ありますね。

初出場ですけれど、公立なのに京都大会で優勝して、近畿大会準決勝も智弁和歌山に対して4対5と敗れはしましたが接戦。

かなり期待(公立ってだけでちょっと贔屓しちゃう自分でした)。

甲子園で力を存分に発揮して欲しいです。


大阪桐蔭に準決勝で敗れてベスト4となった近江、その近江と準々決勝で接戦をした彦根東と、滋賀県勢が今回は2校選出。

21世紀枠膳所も合わせてまさかの3校選出。

3校共センバツで勝ち進めてベスト8に入ったりして。

フタを開けたらまさかの3校共初戦敗退だったりして。

近江はいつかの夏の決勝で敗れた日大三との対決があったら面白いですよね。


・・・と、ここまでは近畿地区の出場校を見てきましたが、地元の兵庫の学校が無いんですよね。

近畿大会では兵庫勢は3校全て初戦敗退(準々決勝に進めず)。

さすがにこれで「地元だから」って本音を無理やり適当な理由つけて兵庫勢を代表に捩じ込む、ってことは選考委員はしなかったですね、良い良い。




<中国>
(私)おかやま山陽(岡山) 初出場
(私)下関国際 (山口) 初出場
(私)瀬戸内 (広島)27年ぶり3回目


こちらは妥当なところかと。

秋季中国大会優勝のおかやま山陽、準優勝の下関国際、準決勝でおかやま山陽に負けたベスト4の瀬戸内。

そうなりますよね、って感じです。

中国大会決勝での延長の激戦は良かった。

おかやま山陽は岡山3位、瀬戸内も広島3位で挑んだ中国大会でしたので、ここぞの勝負強さで見事甲子園を掴み取りましたね。

瀬戸内が結構久しぶりのセンバツなんで、前回出場したのはいつだったか見てみましたら、広陵松商学園(長野)に勝って優勝したあの年でした(平成3年)。

広島県から複数校出場だったんですね。

「春は広陵」なんて言われますから(言いませんか?)、広陵が出てないのはなんだか寂しいです。

・・・去年の夏の活躍(準優勝)があったのでまぁちょっと休憩的な感じでしょうか(勿論、部員本人達はそんな気あるわけないですけれど)。


ちなみに、大阪桐蔭が初出場したのも平成3年。

春は大会中盤で松商学園に敗れました。

今じゃ考えられない話ですよね。

その年の夏は春に引き続いて出場し、こちらは初出場でいきなり初優勝。

その後暫く甲子園には現れず、「一発屋」になりかけていたのはここだけの話。




<四国>
(私)明徳義塾(高知)3年連続18回目
(私)英明 (香川) 3年ぶり2回目
(私)松山聖陵(愛媛) 初出場
(私)高知 (高知) 5年ぶり18回目


一番の予想外だったのはこの地区じゃないでしょうか。

4枠あれば、ベスト4の学校を順当に選出してハイ、オシマイ・・・何も難しいことの無い簡単な選考でした、となると思うのが自然なところなんですが、そうじゃなかったんですねー。

秋季四国大会優勝の明徳義塾、準優勝の英明、ベスト4の1校の松山聖陵、ここまでは良いんです、ここまでは。

もう1校のベスト4の高松商業が、選ばれなかったんですよ。

4枠なのに、ベスト4の学校から選ばれなかった。

これ、結構衝撃的じゃないですか?

自分が高松商業の関係者だったらちょっと魂出ちゃうかもしれません(ホウシンジョウタイ)。

その高松商業の代わり(?)に選ばれたのが高知。

どっちも優勝経験のある伝統校です。

「古豪」なんて言葉も似合いますね。

最近センバツで準優勝する快進撃もありました、高松商業は。

その点では高知だけが極端に選考委員に好まれているってワケでも、高松商業が選考委員に良いように思われていないからこういうことになった、ってワケでも無さそうです。

どちらも学校名から受ける印象は似たような感じですから。


この逆転選出のキーワードになるのは、英明と明徳義塾てはないかと思います。

秋季四国大会で高松商業と高知は直接対決はありません。

しかし、同じ相手と戦っているんです。

それが英明。

高松商業は準決勝で、高知は準々決勝でそれぞれ対戦しています。

どちらも英明が勝ったんですが、

高松商業は大差の惨敗。

高知は接戦の末の惜敗。

この差がモロに反映されたと見て間違いないかと。

そして、高知により傾く材料として、秋季四国大会優勝の明徳義塾明治神宮大会で優勝。

これにより四国の出場枠を1つ増やしたんですね。

本来なら、今大会は四国は3枠だったところを高知県の学校(明徳義塾)の活躍で4枠になった。

それなら良い試合してた高知県の学校(高知)が増えた1枠を貰っても良いんじゃない?

調度良く高知、香川、愛媛(徳島がかすっていない悲劇)で分かれているし。

・・・そんな感じだったんじゃないでしょうか?

私としてはこの高知の逆転選出は納得がとてもいくというか、選考委員を支持できますね。


高松商業が残念、というよりも松山聖陵は記念大会のおかげ、高知は明治神宮大会のおかげでツイていたと捉えるのが良いのかも、とも思います。




<九州&沖縄>
(私)創成館 (長崎) 4年ぶり3回目
(公)東筑 (福岡)20年ぶり3回目
(公)富島 (宮崎) 初出場
(私)延岡学園(宮崎)12年ぶり3回目


こちらは4枠をベスト4がしっかり決めた堅実さ。

創成館は秋季九州大会優勝、明治神宮大会では大阪桐蔭に勝ちましたから、これは強いんじゃないでしょうか。

延岡学園は4、5年前の夏の準優勝のイメージがありますね。

個人的には「色々と話題になった」秀岳館や熊本工業の熊本勢、沖縄尚学興南の沖縄勢なんかも甲子園で見たかったなー、とは思うところです。




21世紀枠
(公)由利工業(秋田) 初出場
(公)膳所 (滋賀)59年ぶり4回目
(公)伊万里 (佐賀) 初出場


由利工業、伊万里は自分の予想通りの選出でしたが、膳所は予想外でした。



(※21世紀枠の候補校と自分の予想の記事。よろしければこちらもどうぞ。)

来春のセンバツ21世紀枠はどの学校に!?(候補校出揃いました~)
http://asiayokocho-casinotabi.hatenablog.com/entry/2017/12/16/221054



選出に関しては、

「最初の東日本と西日本から1校ずつ選出する時点で由利工業と伊万里、3校目に膳所

という流れで選出されたそうなので(3校目は白熱した議論の末だとか)、細かいところまで突き詰めると、自分の予想は、

「最初の東日本と西日本から1校ずつ選出する時点で金津と伊万里、3校目に由利工業」

だったので、ちょっとおかしな話ですが「2校的中」というよりは「半分的中」って感じでしょうか。

イヤー・・・金津が選出されて、一般枠と合わせて北陸3県揃うとみていたんですが、まさか滋賀が一般枠と合わせて3校出るなんて。

地域性とかもうあまり考慮されないんでしょうか?

ただ、今回3校出れることになった滋賀とは私はあまり縁が無いので「くちアングリ」って感じもあるんですけれど、この先自分と縁のある都道府県でも3校(あわよくばもっと)以上出る可能性がある、ってことでは夢のある選出だな、と自分の中ではどちらかというと歓迎ムード。

県大会ベスト8止まりの成績(近江に善戦ではありますが)でも、選考委員に好まれる特徴があれば甲子園に出れるとなれば「甲子園なんて夢のまた夢~」なんて思っていた全国の野球部員に対して良いハッパになるでしょうし。

それに、振り返ってみると15年位前でしょうか、茨城が3校選出されたことがあったんで、今回の同県3校選出の可能性は少ないながらも最初からあって、想定外ってことは無いワケで(一般枠と21世紀枠の捉え方にもよるか)。


んー・・・、滋賀の方が羨ましい!



ちなみに、膳所ってなんて読むか分かりますか?

「ぜぜ」です、「ぜぜ」。

「ぜんしょ」っぽいですがそうではないんですねー。

そして膳所は滋賀の公立の超進学校(偏差値70以上)。

「この選手は京大に行くのかなー、この選手は阪大かな。この選手は・・・同志社っぽいな!」

なんて、勝手に進学先を予想しながら試合観戦するとまた違った面白さがあるかもしれません。

(私はそういう風にも見ちゃうかな。)




自分が思う今大会の優勝候補ですが、

明徳義塾
創成館
大阪桐蔭
東海大相模
聖光学院
日本航空石川
智弁和歌山

この辺でしょうか。


優勝候補とは別に、個人的に頑張って欲しいなと思っている学校は、

東海大相模
日大三
星稜
富山商業
三重
静岡
大阪桐蔭
創成館

です。


お気付きかと思いますが、東海大相模大阪桐蔭創成館がどちらにも名前がありますね。

つまりは・・・・そういうことです。

名前の出なかった学校も、晴れの舞台での名勝負&好プレーに期待です(公立は無条件でちょっと贔屓)。


組み合わせ抽選は3月16日。

開幕は3月23日。

春が待ち遠しいですね。

優勝はどの学校でしょうか。


ホントは出場校が発表されて3日後位迄に出せたら良かった記事なんですが、冒頭にも書きました通りナンダカンダあって今までの記事で一番完成までの時間がかかってしまいました(書き始めは発表のあった1月26日)・・・。

これが仕事だったらクビか、上司から大目玉でしょうね(コラナニヤッテンダオソスギダロ!)。

まぁ救いはまだ大会まで、抽選会までだいぶ時間があったってことでしょうか(ムラがある&長過ぎてまとまりに欠ける内容ですみませんでした)。


それではこの辺でさようなら~。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おしまい。